21世紀に入って温暖化の傾向が減速した、通称「気候ハイエイタス(Hiatus: 停滞)」が注目されています。本研究では、海洋・大気観測データと気候モデルを用いた数値実験を通して、Hiatus期における日本を含むアジアモンスーン変動のメカニズムを明らかにしました。9月の茨城・栃木豪雨(鬼怒川洪水)についても、本研究の結果と整合的となっています。 論文 / プレスリリース / 研究室による解説